なぜ政治はずっと駄目なのか

酒を飲みながら同僚と話していたら、こんなことをいっていた。
「民主主義では首相を選ぶにしてもも、いろんな意味でピンキリな民衆が選ぶのだから、選ばれるのも結果的には飛び抜けて優秀な人が選ばれることはないのではないか。だから革命とかそういう形でしか飛び抜けて優秀な人間が国のリーダーにはなり得ないんじゃないか。」
これを聞いたとき、ものすごく反論したいけど、結局事実はそうだなぁと思った。
ただ、この革命というのも博打のようなもので、その革命リーダーが首相とかそういうのになった後も、本当にずば抜けて優秀で国のため(いまなら世界のため)に自分の身を削るような人かはわからない。
自分の歴史の知識だと半々ぐらいで失敗している。(もっとかな?わからないので指摘求む)

だから、酔ってぐるぐるした頭で考えたのは、
民衆全体を底上げすれば革命ほどリスクを負わずに、長い目で見て確実に政治も社会もよくなっていくのではないかと思った。

日本の社会全体の脆弱さ(国防の話ではなく、すぐに貧困に陥る可能性のある社会)に関することが第一に考えるべき政策ではないかと考えます。
考えたいです。わきゃー。

「反貧困」を読んでいただきたい。

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

iPhone3GSを使ってみて

目が疲れるし、ソフトバンクのネットはぶちぶち切れるしいいことないよ。ホント。これ使って喜んでる人の気がしれない。
という文句もありつつ。それに勝るいいところがあるのだ。
SMS/MMSが楽しい。インターフェースが変わっただけなのに。こんなに楽しい気分になると思わなかった。
写真を撮るのが楽しい。カメラアプリのToyCameraとOldCameraがときどき素晴らしく仕上げてくれる。

git bisectが賢い

複数人で開発してると、どこかの時点でバグが埋め込まれたので探そうと思うのだけど、バグがなかった時点からすべてのコミットログを洗い出してバグを見つけ出そうと思うと生きる気力をなくします。
そんな時git bisectはあなたをテストマシーンへと変身させ最小限のテストでバグが埋め込まれたコミットを探し出してくれます。
私がやったときのやり方は、

git bisect start #(1) どうかバグの原因が見つかりますように!!!
git bisect bad #(2) 現状の状態を記録
git bisect good rev #(3) よかったときのリビジョンを指定
git bisect next #(4) gitが勝手にリビジョンを進めます。これ以降はテストマシーンとしてひたすらテストテストテスト
git bisect bad/good #(5) テスト後に結果を記録します。そのうち結果を出してくれます

(3)で間違ってリビジョンを指定してしまっても、git bisect resetでやり直せます。
(3)以降は、(4)〜(5)を繰り返します。
この機能を知ってしまったので、もうgitからは離れられません。

いそがしかった

先週はずっと忙しかったんだけど、このご時世忙しいのはいいことじゃないかと思うけども、なぜだか感情の起伏がないような無感覚なような感じになって、そういう生活は駄目なんじゃねーかって、振り返ってみて思うんです。じゃあ、どうすりゃいいかって、そりゃ自分の仕事さっさと終わらせて、家帰って自分で飯つくって食べて、ぼーっとしてるようなほうがずっといいと思うんです。

githubからパッチをパッチを書いてpullリクエスト送りたい(2)

昨日、本家リポジトリに追従できていないと思ったのは勘違いだった。

  1. テストを実行すると既にエラーがでたので、そっから直した。単純なrequire抜けとか。
  2. 本題をやろうと思ったら、viewに対するテストは全くなかった。ajaxで関連テーブルも含めたフォームが自動生成されるので、テストが難しいからなのだろうか?
  3. チケットで問題を挙げて、まっさらなプロジェクトで動作確認して。アップしたのpullリクエストした。


http://github.com/kdoya/active_scaffold/tree/rails-2.1
http://code.google.com/p/activescaffold/issues/detail?id=658

で、なにやったかというと、
belongs_to関連がfile_columnであるときに、その更新用フォームが動作しない問題を解決するはず。
ちなみに、本家にはまだ取り込まれていません。

チェ 28歳の革命

先週はチェゲバラの映画を観た。本は読んだことがないけれど、過度な演出のないよう慎重にバランスをとっているような印象を受けた。
サンタクララでの勝利で歓喜する民衆を見たときは気持ちが昂り、心が震えた。チェは、革命が成功したのは奇跡なのだけど、キューバへ出発したときからうまくいくと思っていた、という。でも、革命が成功したのは狂気があったからだと言った。そう、狂気。

チェは農民が弱い立場にあり搾取されているのは、字が読めなかったり、計算ができないことにも問題があると考え、ゲリラ戦の各地で農民に勉強するよう促した。ただ革命を起こした人ではなくて政治家なんだと思った。今の日本でそういう弱い人々が身につけるべき能力って何だろう。