生命力
大学生の頃から育てている観葉植物が2度生死の境をさまよった後元気に芽を伸ばすのを見て、植物の生命力には本当に驚かされた。
一度目は、正月で帰省した際、会津若松の零下10度を下回る冬の中暖房の入らない部屋で植物は置き去りにされたからだ。帰ってきた時はしおれているなと思う程度だったけど、どんどんと葉が落ちてゆき、葉が三枚ぐらいしか残らなかった。その状態がしばらく続いたが、春になって新しい芽が吹いたのだ。
2度目は、どうも育ち方が悪い(自分のせいだ)というか見てくれが貧弱なのでどうしたらいいかと母にアドバイスを受けて、あまり育たない茎は切ってしまってまた新しい目がでるようにしたら良いということだったので、全部切った。そして切った一部をグラスに水を入れて今までの代わりとした。そのあと葉のない鉢に注意しなくなってしまいまるまる3週間くらい水をあげなかった。見事に枯れた。でも、グラスに残っていた植物が4ヶ月以上育ちもせず枯れもせずという状況から、少し根をのばし始めた。驚愕した。今まで茎でしかなかったところの先(切る前は茎)に根が生えたのだ。